クラブ活動ブログ
Club Activities Blog
橿原ライオンズクラブ
「橿原ライオンズクラブCN50周年を迎えて」
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2015-01-30

橿原ライオンズクラブは、2014年11月2日橿原ロイヤルホテルにおいてCN50周年記念式典を開催した。

昭和39年11月にチャーターメンバー30名で発足し、半世紀にわたり奉仕の精神で社会に貢献してきた。 CN50周年の記念事業として橿原ライオンズクラブが従来から努力してい る「次代を担う青少年の健全育成」に花を添える二つの事業が企画され、大きな成果が期待されている。

一つはiPS細胞(人工多能性細胞)研究で2012年12月にノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥京都大学・iPS細胞研究所々長の講演会である。講演は中学生3年生を対象に開催され、橿原市教育委員会と校長会の計らいで正規の授業として認められた。橿原文化会館で、館内一杯の1300人が集まり、その中で、山中教授は、「人間として成功するには、Vision(長期的な目標)とWork(一生懸命働くこと)が必要で、何のために学ぶのか、将来どんなことを実現したいのかを考えて学生時代を有意義に過ごして下さい。応援しています。」と講演された。また、「感謝の心が大切で、私がノーベル賞をもらえたのは、スタッフの皆様のおかげです」と、感謝の心を忘れてはなりませんと、言葉を大にして、講演された。子どもたちも大変わかりやすい講演会であったと感想を述べており、大成功に終わった。

二つ目は幼い子ども達に友だちや家庭を大切に“ふるさとを愛する心”を育んでもらおうとする、むかし話の絵本の作成である。絵本は二作制作された。タヌキが人間に恩返しする曽我町の「きたばやしのたぬき」と天照大神が磐座(いわくら)に隠れる香久山地区の「天の岩戸と七本竹」である。各4,000冊、計8,000冊を市の幼稚園や保育所に贈り、子ども達に読み聞かせてもらうと共に、市立図書館を初め県内の図書館にも配付する事とした。

橿原ライオンズクラブが従来から取り組んできた自助、共助、公助の三位一体(行政・市民・ライオンズクラブ)の型が効果を発揮した。つまり、橿原市教育委員会、市立図書館、市内で読み聞かせするグループ、奈良芸術短期大の研修生とライオンズクラブのメンバーを加えて結成された「橿原市民話絵本を作る会」が、結成された。これらの絵本は同会が激論を交わし、編集会議を繰り返し完成させたものである。橿原ライオンズクラブは「担当の皆さんの懸命な努力には、今さらながら頭の下がる思いです。ただ、この事業は大人の皆さんが子ども達に親しく読み聞かせてもらって、初めて目的を達するものなので今後の継続が課題でしたが、聖心幼稚園から、読み聞かせ会を催したいと要請があり、継続すべく努力を続けたいと思います。」と述べている。これを機に今後の発展が期待される。また、天の岩戸神社がある、香具山地区の自治会では、この絵本の原画を神社に奉納したいというお話があり、香具山地区の街づくりのきっかけとなって、今後の展開が期待されているところである。

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