クラブ活動ブログ
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宇治ライオンズクラブ
奨学生と東北地方及び東日本大震災を語る
財団法人宇治青少年育英会会計理事 門奈邦治
2011-08-29

宇治LCが結成15周年記念事業として、宇治市内に所在の高等学校に在学する母子又は父子家庭の生徒に対して、3年間奨学金を支給する財団法人宇治青少年育英会の制度も今年で33年目を迎えた。(現在まで161名)


2ヶ月に一回、ライオンズメンバーがコミュニケーションを図りながら奨学金を手渡しておりますが、お盆前の8月13日 (土)今回は勉強会を兼ねて奨学金の支給を行った。参加者は奨学生9名、ライオンズメンバー11名の計20名であった。

「東日本大震災で見た東北人の根性と絆」の題で財団常務理事L浦山定男の解説で東北地方の地図を参考にしながら、あの大震災の中、何故彼等が冷静な対応が出来たのか考察。東北人特有の気質、作家宮沢賢治の書き綴った



「雨ニモマケズ、風ニモマケズ、雪ニモ夏ノアツサニモマケズ…」で代表される粘り強く、こつこつ努力する特質、真面目で忍耐強い気質、理由として東北地方は西日本など他の地域に比べて格段に寒さが厳しい。その寒さに耐えることが生活の出発点となり、困難に対応する粘り強さが伝統的に形成されたものと考えられる。

奥州藤原三代の歴史から 始まり、東北各県の県民性、温かな人間性、絆の強さ等々の話で、奨学生諸君は日頃学校の授業であまり教わらない部分もあって興味深く聞き入っていた。

改めて国難とも言える未曽有の東日本大震災を思い起こし、先行きの見通せない中ではありますが、被災された多くの方々にお見舞い申し上げ又、それに比べ今私達の置かれている立場に感謝しながら奨学生と共に有意義な時間を過ごせた。

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