クラブ活動ブログ
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近江守山ライオンズクラブ
第14回 中学生広場「私の思い2011」守山大会
会員委員会 南井 繁樹
2011-07-26

第14回 中学生広場
     「私の思い2011」守山大会
          平成23年7月9日(土) PM0:45~4:30
          会場 守山市民ホール 大ホール
  主催 守山市青少年育成市民会議
     近江守山ライオンズクラブ
     守山市PTA連絡協議会中学部会

この大会も14年目になり、各中学校選抜の中学生広場実行委員会(中学生30名)による自主運営や、市内6中学校、守山市教育委員会、中学校教育研究会の後援協力を得て、名実共に多感な中学生達の思考と言論育成に役立っている。総論として、6中学校より学年別18名の代表が意見発表をしたが、今迄の大会の中でも、今大会は18名共優秀で、優劣付け難い内容であった。言葉と話し方に関し、落ちついて、ゆっくり、はっきりと内容も各人共、深く吟味されており、しっかりとした口調で、元気な声で、感動的な話しぶり、ジェスチャー(動作)も積極的で良かった。モチーフは東日本大震災が青少年に与えた衝撃がよほど大きく、思いやりに心を開いて呉(く)れた内容が目立った。
さて、私達クラブの大先輩(チャーターメンバー)故 宇野宗佑氏の胴像の見守る守山市民ホールに、800人の聴衆を集め「中学生広場」はスタートした。小林会長、上田幹事、若杉会計の就任早々のアクティビィティーである。広場の主旨は、青少年の言質を高めようと、昔なら「弁論大会」今は「私の思いを語る会」どちらにしても「思いや心のあるがままを時宜(じぎ)を得て、言葉に置き替え口論する大会」となる。「スピーチ」よりも重く「弁論」より軽い「主張」となる。世紀末の容相の世である尤に語る事は多い。思いを相手に伝える術を学んでほしい。日本人の長所とも欠点とも言われる独自の寡黙の文化「阿(あ)」「吽(うん)」の呼吸は近頃の人達には通じ難い。「思いは見えないが思いやりは見える」「心は見えないが心使いは見える」に端的に表われている。うまい言葉(詩)であるが、昔の人達の凄さは、「思いも心も」言葉や行動にせずとも相手に伝わった事である。以心伝心の術は、全ての文化、文明を共有する地がなくてはならないし、派生してくる価値観や正邪、善悪感が疑う事なく、高度な水準に達していた時代背景が必要である。現代人は、人心バラバラで個性的(利己的)であるが故に、言葉(文字)無しでは何も伝わらないし、言葉の薄っぺらい表現方法(稚拙(ちせつ))の為に誤解や諍(いさか)いが絶えない。本日の「私の思い2011」に秘めた大人の思いが子供達に、正しく伝わる様祈るのみである。幼き者の環境適応能力が働く様願っている。6名の優秀賞、1名の優良賞、審査員特別賞1名の表彰が行われ県大会へは2名の代表が送られる事となった。この観衆と壇上でマイクを使って喋る経験は、後日生きる。又、殆(ほと)んどの発表者(1年~3年生迄)が原稿に頼らず、暗記出来ていたのは、今大会の大きな収穫であった。出席頂いた15名のクラブメンバー真夏日の中ご苦労様。そして感謝。

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