梅雨も明け、本格的な夏の日差しを感じる中で、
7月25日(金)リーガロイヤルホテル京都に於きまして地区役員、
各クラブたくさんの皆様がご参集のもと、ライオンズクエストプログラムセミナーが開催されました。
ライオンズクエスト副委員長 L本橋行治の司会進行により、
開会のご挨拶を河原善雄委員長が
「クエストの基本を知って頂き、道徳・対人関係、地域の関わりをもっと深く広げて、
クエストがカバーできるようどんどん推進していきたい!」と元気よく宣言されました。
続きまして、地区ガバナーのL森井士朗からは
「ライオンズクエストの創始者ともいえる名誉顧問・元協議会議長、
335複合地区ライオンズクエスト委員長 L八嶌隆へ心から敬意を表する」とのお言葉を頂戴し、
これを受けて、L八嶌からも
「現在の教育環境に不足していること、すなわち“生きていく力”、“学校では教えてもらえないこと”を
ライオンズクエストワークショップをたくさん開催することで啓蒙していきたい。
335-C地区は全国的に見ても推進力は抜群だ!もっと理解を広めて邁進しよう。」
と、昨今の凶悪犯罪などを例にして力強く協力を要請されました。
今回は、講師としまして京都翔英高等学校 学年主任兼情報化主任の足達亮祐先生をお迎えし、
「思春期のライフスキル(生きる力)教育」について講話を賜りました。
8年前の初導入時は小学生版を和訳し高校生版にプログラムを組み替えて始め、
校内での理解を深めるために推進委員会を立ち上げた等の御苦労話から、
コミュニケーションスキル、意思決定力、感情コントロール、問題解決力などへの取り組み、
社会福祉として献血の推進(毎年2月に3年生200人を対象)をしていることのご紹介、
そして、心がけている点としてエネジャイザー(単にイスに座って一方通行的に話を聞くだけでなく、
体を動かすことによって講義自体に一体感を共有する)を掲げていることもお話しいただきました。
また、一昨年に選抜高校野球大会に硬式野球部が出場した際にユニフォームの袖に「宇治市」の腕章をつけて地域をアピールするという地域社会との関わりも教育の一環として大切に位置付けているとご教授賜りました。
続きまして、ライオンズクエスト委員会アドバイザー・ライフスキル教育プログラム説明員であられるL南井孝一より
「ライオンズクエストライフスキル教育プログラム」についてご説明を頂戴しました。
1975年にリック・リトル氏(米国)が自らの辛い体験を元にプログラムを組み立てられた発祥であることや、
実際のワークショップ風景を画像集にされてスクリーン上映で紹介、「聞き上手チェックシート」を配布して、
L田中義信(栗東LC幹事)と協力して舞台上で実演技にて「聞き方マナー」を披露されました。
L南井からは「永い時間を要するかもしれないが、ひとつずつ積み重ねていこう。
どうかご理解、ご協力をお願いしたい」というお言葉でしめられました。
質疑応答では、L飯田謙二(栗東LC幹事)やL北村隆幸(京都東LC)、
L藤村幸二(5R1Zゾーン・チェアパーソン)、L中村孝行(綾部LC)より、
フォローアップ研修の実施要望やワークショップ開催日程調整、最低挙行人数の確認等々の積極的な質問をいただきました。
ライオンズクエスト委員会アドバイザーのL下田吉美の適切なご返答、そして推進への激励を賜り、
郷田英夫副委員長が「本会ご参集の御礼」の閉会ご挨拶をされて大変有意義なセミナーが終了致しました。
皆様、長時間にわたり本当にありがとうございました
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