クラブ活動ブログ
Club Activities Blog
近江守山ライオンズクラブ
「アイバンクについて」<第1258回例会>
コミュニィティ副委員長 南井 繁樹
2016-01-07

本日は、上田会長の元気一番のスローガン通り、ライオンズクラブ草創期にヘレンケラー女史が「ライオンズの皆さん盲人の杖となって下さい…。」との呼びかけで、白い杖が世界的に普及した事実と、ライオンズクラブの永年に亘るサイトファースト(視力保護)への取り組みがテーマである。先日逝去され献眼奉仕をされた元L田中 弘さんのご子息 田中 尚様、京都府立大学アイバンク組織バンクコーディネイターの石垣理恵様(田中様の献眼をコーディネイトされた方)をゲストに迎え「アイバンクについて考え、アイバンクを身近に感じる事。」を学んだ。田中尚様は父上のL.Cでの献眼登録、家族での話し合い、心臓停止後(12時間以内)の眼球摘出、その前にアイバンクへの連絡、担当医師の適切な指示と懇切な処置、身をもって献眼の全てを進めて頂いた石垣様への感謝を述べられた。石垣様の講演後、クラブ会員が思わず献眼登録しますと申し出るほど、熱く誠意を論理性に満ちたスピーチであった。印象のあった言葉は、臓器の中で100才を超えても献体出来るのは、「核膜」(寿命160年~180年)だけとの事。ご家族で共有頂いた献眼登録のみが、12時間の壁を守る全てであると感じた。何人ものメンバーが元L田中へ感謝の言葉を語り、献眼のみでなく献体もしたいとの田中 弘様の意志は、ご家族様、近江守山L.C.の誇りであり、これほど人道的善意に満ちた例会は久しい。

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