クラブ活動ブログ
Club Activities Blog
近江守山ライオンズクラブ
「しだれ桜について講話 」
TT 南井 繁樹
2015-05-11

1243回例会「ライオンズと桜」
スピーカー L杉江和雄
2015年4月9日(木)

桜といえばライオンズ、私の知っているだけでも京都の鴨川LCの「半木の道」のしだれは日本一といってよい。近くでは、甲賀LC、草津LCも桜に関するアクティビティが多い。そこで我がクラブの桜について表記の講話をいただくことになった。 
CN35周年に事業部長として「護山しだれ桜」(比叡山延暦寺から、守山市民運動公園の桜植栽地、三上山、そして江戸城は一直線上にあり、これは天台宗慈眠大師、天海光坊と徳川家康の並々ならぬ思い入れがある配置である。そこで、守山の地名の森山、護山、杜山から、比叡山を護る東門院の称号「護山寺」に因み「護山しだれ桜」と命名した。)又、名古屋は昔「名護屋」であったと聴くと、名古屋守山LCとの昭和53年9月17日の姉妹提携が「護山」と「名護屋」でより短く感じられる。
L杉江の話は、三話に分かれていて、第一話、第15代目藤井会長、橋本幹事の時、昭和54年2月5日、半年ほど前に守山駅前の「枝垂れ桜」の植栽を行った。(この桜は名古屋守山LCより贈られたもので、詳しくはCN50周年誌、加藤初代会長の特別寄稿文をお読みください。)そして清原岩会長・松谷幹事の時にCN15周年が挙行され、噴水(今は無い)が予算220万円で追加された。爾来35年間、名古屋守山LCの桜は、守山の顔であり、守山市民の憩いの場にあって、近江守山LCの誇りでもあった。
第二話、CN25周年で川崎会長、小林幹事の時、元メンバーのL福島(日本画家)の絵(LC事務所に今も掲載中)のままに守山市民運動公園に予算350万円で70本のソメイヨシノ桜が植栽され、「ライオンズの森」と命名された。現在も森の中央に鎮座する「護山しだれ桜」と共に、華やかさを競っている。
第三話は、CN35周年、西村良会長 森田幹事の時に、宝山園の専務L西村清、上田造園のL上田によって、日本全国の中より、樹齢80年の桜を選び、予算550万円で植栽された。一段高く植え、桜の湿地嫌いを防いでいる。その時、「ライオンズの森」の桜が弱っていると、L橋本より指摘を受け、潅漑工事(掘り下げ下水管を埋設している。)を実施、染井吉野桜を7本追加して、現在に至っている。L杉江より、マイクを受けた植木職人L上田によると、最初の5.6年、花の付が悪かったのは、運送の為、強剪定された桜の特質(切に弱く、菌に侵されやすい。)が出てしまったが、15年目を迎え年々、丸山公園や「畑のしだれ桜」にも負けないくらいに育ってくれた。これも一重にL上田のボランテア精神と感謝。当時、L大林(宮司)による「キズクの神事」(築くは、基礎から堅固に作り上げる意で、新しい桜の苗の土台を築く神事)を行政、近江守山LCの出席の元執り行われている。このような真面目な取り組みが、近江守山LCのアクティビティを支えているのだと確信した。
ここで話は献血事業になるが、L藤本のプレゼントの第27号獅子吼(現在は第51号)を見せていただき、第23代山本会長、今井文献血委員長の時に956,600ml(この時335‐C地区第2位)、第24代橋本会長、東出基献血委員長で1,010,600ml 前年は、L山川健一が335-C地区献血委員長で100万ml献血達成一年目の時は、L山川は335複合地区の献血委員長をやっていた。そして第25代大崎会長、岩佐幹事の時2回目の100万mlを達成、1,083,200ml、これはすごいと思う。3度目は、第26代川崎清会長、小林弘幹事の時に1,142,400mlを記録している。2年目のジンクスも3年目のジンクスも当クラブは物ともしなかったのである。今年は第52代村田会長 尾谷幹事で、29回目を、来年はL上田、L鵜飼、L吉川は重点目標に、30年連続100万ml献血達成を謳っている。いずれも偉大な先輩に育まれ、クラブ総力を揚げて28年間100万ml献血を達成したことが尊いと思う。
幹事報告では、次年度のクラブ方針、スローガン等が鵜飼副幹事より上程され、全て一発承認された。片岡会員委員長より、本日の出席率87.1%と報告。本日は会場全体が桜花の香りと、飾り(天井からはボンボリ、竹に刺し込まれた造花の枝垂れ桜)で春らしさに溢れている。桜の生花は、L大林の馬路石辺神社の境内の桜を、村田会長より桜団子を差し入れていただき、酒も出て、まさに春の宴。ドネーションもお蔭様で55,300円。

「桜について一言」
桜は、日本人の感性にピッタリの話を一題。
ある人の話によると、桜の花は、最初に咲いた花は最後に花が咲き終わるまで散らずに待っている。そして咲き揃った直後に散り始めるそうである。

「鎮魂碑」
L藤井は2012年9月27日に没しているが、献血畑一筋に100万ml26年連続達成迄見届けてくれ、その後L川北、L間宮、L尾谷、L鵜飼が後を継いで現在28年連続達成。そのさ中、2015年4月8日最愛の奥様の訃報が届く。L藤本の父上藤本由三様の遺品の中の獅子吼27号と云い、本日の桜にまつわる近江守山LCの歴史を講話していただいたL杉江の父上杉江鉄雄様(1977年9月12日没)の霊の導きかとも思う。
L上田が第53代会長として30年連続100万ml献血を達成し、18年目の「護山しだれ桜」を「桜塚」として物故となられた方々の碑と眺め乍、全部咲き揃うまで散らない桜花に思いを馳せたいものである。

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