「YCEを囲む納涼例会] 留学生 羅 文廷さんを迎えて
2012年7月26日1178回例会
ついこの間までYEの呼称がYCEに変わり、335-C地区の交換留学生が本年台湾より守山へやって来た。聡明で、日本を学びたい一心の日本名「ふみこ」さん(おばあ様(92歳)の命名だそうである。)は、台湾大学で中国語を学ぶ155CMの可愛い学生さんである。「熱烈歓迎」の看板(ライオンテーマL小西作)が中華民国的で、65歳以上の我々のクラブにはよく似合っている。
ホストファミリーのL森本藤樹、奥様の森本正子様、お嬢様の森本佳寿美様の列席のもと、セレモニーが始まる。台湾国旗、日本国旗に向かって礼、両国の国歌斉唱、物故ライオンに対し黙祷、(後に流れる物故者への美麗な言葉)、ライオンズヒム唱歌、ライオンズの誓い唱和。25年在籍しているが、この10分に満たないセレモニーの時間は近江守山ライオンズクラブ会員として、日本、国際ライオンズに帰属している緊張と誇りを感じる。
ふみこさんの父上もライオン(台湾豊原文武LC)で、おばあ様は日本をよく理解頂いている方で、その様なファミリーで育まれた娘さんが本年のYCEとしてして森本家に寄宿されたのは素敵なことと思う。
まず最初の感嘆は下書き無しでの、日本語の挨拶(スピーチ)で、スゴイの一言。今回の歓迎例会では、日本の文化を知って貰うために、浴衣のプレゼントをし、着付けを私の息子の嫁が担当してくれた。会場へ再登場で、ヤンヤの喝采をあびる。着物姿のまま晩餐会へ。中国風の回転テーブルの用意を頂き、メンバー達が余りに、ふみこさんへ喋りかけ過ぎで食事が進まず(これを客代わって主変わらずという)ご迷惑をおかけした。 ここは司会者L藤本の機転で、少しお食事をして頂けた。(ふみこさんは日本料理が好きで、森本家の方々もほっとされた。)
そして驚きのハーモニカの演奏を聴くことになる。趣味や隠し芸的な域を超えて、50名近い出席者が静まりかえるくらい上手であった。それもその筈、台湾大学(日本の東大にあたる)のハーモニカクラブの一員だそうで、本当に感心と感動の一瞬であった。
青木会長より、滋賀の誇る信楽の狸の贈呈。うら若き学生さんへのプレゼントというより、台湾にいるご両親の受けを狙ったものかとふと思った。皆で着物姿、タヌキ像をもったふみこさんとの写真撮影。
高橋テールツイスターの適切なインタビュー、ドネーションメッセージの発表。メンバー達の嬉々とした表情、ふみちゃん(ニックネーム)と良い一時を持てて良かった。サイチェン、シーユーアゲイン、しばしさようなら。
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